長期連載6「脊髄〜髄がうずく〜」

長期連載6「脊髄〜髄がうずく〜」

pakutaso

前回までのあらすじ

おこPに提案された「脊髄で感じる」というパワーワード

それに従い、部長は何を思うのか、物語は佳境へと向かっていく

第6回「髄がうずく」

僕はずっと考えていた

それは「iPhone XS」を買うこともそうだが、iPhone XS Maxをどうするか、ということだった

おこPに言われたとおり、奥さんに提案し、使ってもらえれば良いのだが、それがダメだと、iPhone XS Maxは例年通り「売却」ということになる

ウーム、これではいつも通りではないか・・・

そう思いながらも、やっぱり、iPhone XS Maxは「デカいなぁ」と思いながら毎日使っていた

「慣れる」とは言うが、やはり僕は片手で使いたい(特にフリック)

フリックは「片手フリック」と「両手フリック」に分かれると思うが、僕の経験上、片手フリックの人が両手フリックに移行するという話はほとんど聞いたことがない

僕は最初から片手フリックで、iPhone XS Maxにしても、片手フリックはその通り

結局去年と同じ道をたどっていることは間違いない

 

「デカいの買う→デカいという結論に達する→売る→小さいの買う」

 

毎年たどるルートを今年もたどっている

なんで、最初から小さいの買わねえんだ・・・

 

でも、今年は、いつもと違い、色々と金銭的な制約もある。そんなにガンガン買ってられない

っつーか、すでに、今年は15インチ MacBook Pro 2018と、α7RⅡを買ってるのだ。これ以上ガンガン買えるはずなどない

 

フーム

どうしたもんか・・・

迷っていたら、iPhone XS Maxの通知が鳴る

相手はおこPだった

おこPの一撃

おこP「部長」

俺氏「なんだ」

おこP「どうしますか」

俺氏「まだ悩んでるよ」

俺氏「奥さんも別に文句なくiPhone 7使ってるし、iPhone XS Max、我慢して使えば、別に良いかな、と思って」

 

おこP「我慢?」

 

俺氏「だって、しょうがねえだろ、どう考えても、iPhone XS Maxから、iPhone XSに乗り換えるのは障壁が多すぎる」

 

おこP「考える?」

 

おこP「部長」

俺氏「なんだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おこP「買い物は脊髄でする」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おこP「考えてはダメです。感じるのです。そう、「髄」で」

 

おこP「髄の叫びから目を反らしてはなりません」

 

おこP「従うのです、髄に」

 

だから、オマエは誰なんだよ

奥さんに聞いてみる

僕は、奥さんに恐る恐る聞いてみた

俺氏「iPhone 7、2年経つんだけど、新しく変えるの、どうかな?」

奥さん「ウーン、まだ使えるし、別に良いかな」

俺氏「カメラとか良くなってるらしいから、変えると、子供達の写真がキレイに撮れるよ」

奥さん「そうなの?それなら考えても良いかな」

 

どっちにしろ、携帯代はまとめて一括請求で僕が支払っているので、奥さんの負担はない。逆に言うと、それでも奥さんは「別に新しいのいらない」というスタンスなのだ

 

俺氏「ばぁばが使ってる「Plus」と同じ大きさのヤツ、アレなんかどうかなと思って」

奥さん「ばぁばと同じ大きさ?」

俺氏「そうそう」

俺氏「大きい画面で、写真が見れるよ。どうかな」

 

奥さん「大きいの、いらない」

 

ダメか・・・

 

俺氏「んじゃ、また後で提案するわ」

奥さん「別に変えなくても良いよ」

俺氏「ま、話聞くだけでも。俺が新しいのにするから、写真見せてあげるよ」

 

ハァ・・・

 

ダメだった・・・

 

ま、予想通りと言えば、予想通りだけど、たけPや、おこPは、どうやって奥さんにiPhoneを変えさせてるんだろう?不思議でならない・・・。この「奥さん」という最大の難関が、僕の計画を大きく変える要素になっていることは間違いない

でも、奥さんは本当に「使えればいい」「変えると、データの移行が面倒」という考えの持ち主なので、強要はしたくないと思っていたので、まあ、予定通りと言えば予定通り

 

後は、俺の決断で決まるのか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドクン・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドクン・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

や、やめろ!

 

そうだ

 

「髄」がうずくのだ

 

「髄」が叫んでいるのだ

 

おこPの言葉が頭から離れない

 

「買い物は脊髄でする」

 

僕の「髄」は確実に、iPhone XSを欲していた

 

確かに、2年我慢して使うんだったら、買い換えた方が絶対良い

 

こういう時、僕は、夜空を見る

 

雨だった・・・

 

そうだった。台風が近づき、どしゃ降りな地域もあると言う

岩手県も台風の影響で、雨が降っている

 

グググググググググググググググ・・・

 

Apple Watchに通知が来る

 

僕は、Apple Watchを見ると、画面が点灯し、メッセージが表示される

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おこP「部長、髄液の雨が降っています」

 

続けて、メッセージが来る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おこP「部長の「髄」は何と言っていますか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おこP「自分に嘘をつく、そんな部長は見たくない、全国の読者がそう思っています」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クソオオオオオオオオオオオオオオオオお!!!!

 

俺はどうすれば良いんだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グググググググググググググググ

 

また通知だ。おこPもしつこいな

 

と思ったら、カムラ氏だった(言葉遊び担当スタッフ・作曲家)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カムラ氏「髄Phone」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!

 

風が強まり、僕の心の中の乱れを表しているかのように、木々の枝は揺れていた

誰にも届かない僕の叫びとともに、岩手の夜は、更けていくのであった・・・

 

【次回予告】

いよいよ追い詰められた部長

果たして、どんな結末になるのか?

全国から聞こえる「髄」の叫びとは一体何なのか?

気になる次回は明日更新予定

髄液の雨に打たれながら待ってな

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